音楽療法でストレスが減る?
私たちは日々、知らず知らずのうちに多くのストレスを抱えています。
仕事や家事、人間関係、情報の洪水…。
心がザワザワしたとき、ふと耳に入った音楽にホッとした経験はないでしょうか?
その「心がほどける感覚」こそ、音楽療法の核にあるものです。
ストレスが高まると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
交感神経が優位になり、心拍や血圧が上がり、呼吸も浅く速くなってしまうのです。
しかし音楽の持つリズムや旋律は、副交感神経を優位にし、心拍を整え、呼吸を深くする効果があるといわれています。
特にゆったりしたテンポの音楽や、自然音を取り入れた音楽は、安心感を与える働きが強く、リラクゼーション効果が高いとされています。
私自身、ハワイアン音楽をよく聴きます。
それは、ハワイの心理学やスピリチュアルな考え方に魅かれていることも理由のひとつですが、何より実際に「癒される」と深く感じるからです。
音楽には感情を解放する力もあります。言葉にできないモヤモヤや悲しみも、音楽の世界の中でなら表現しやすくなるものです。
実際に、うつ症状の軽減や、不安障害の緩和、慢性的な痛みの緩和などに音楽療法が役立ったという報告も増えています。
病院や高齢者施設、学校、発達支援の現場など、さまざまな場所で取り入れられているのも納得です。
もちろん、音楽療法といっても、特別なことをする必要はありません。
日常生活の中で「この曲を聴くと落ち着く」「このリズムを聴くと元気が出る」と感じる曲を、自分だけの“お守り音楽”として持つのもひとつの方法です。
ストレス社会を生きる私たちにとって、音楽は身近で優しい味方。そこには、言葉では届かない癒しが待っているかもしれません。