健康新聞11月号は、マッサージと血液成分です。
マッサージと血液成分
整骨院ではマッサージを行います。
マッサージには身体にとって良い作用がたくさんあります。
スポーツや労働による筋肉疲労を取り除きます。
皮膚の血行を促して、身体を温めます。
関節の硬さを取り除き、ゆがみを改善します。
神経をリラックスさせて、内臓機能を安定させます。
そしてなにより、血液の成分バランスが良好になります。
血液には、赤血球、白血球、血漿、血小板があります。
そして、白血球の成分に健康の秘密が隠されています。
白血球には顆粒球、リンパ球、単球があります。
ストレスや疲労時は顆粒球が増加します。
休息、回復時はリンパ球が増加します。
持病などで感染症にかかりやすいと言われるのは、顆粒球が増加傾向であるためです。
リラックスする、笑う、安心する。
おいしいもの、身体に合った栄養のあるものを食べる、漢方薬を飲む。
このようなストレスケアを行うことで、リンパ球は増加します。
また、どんなリラクゼーションよりも、マッサージの直後に増加する細胞があります。
それは、リンパ球の中でも特に免疫力に作用するNK(ナチュラルキラー)細胞です。
そのような研究結果が得られているのです。
マッサージには、身体全体を健康にする作用があるのです。